バンコクで開催された第17回IAP会議（隔年開催）では、歯周病学に関する様々な講演やワークショップが行われました。歯周病の管理に関連する新たな開発や最新のアプローチについてのディスカッションに加え、治療法や全身性疾患と歯周病との関連性に関する更なる知見も発表されました。実習日には、ハンズオンワークショップが開催され、著名な専門家からそれぞれの専門分野について学んだり、症例について検討したりする機会が提供されました。

8月15～17日、オーストラリアのブリスベンで歯科衛生に関する第21回国際シンポジウム（ISDH）2019が開催されました。2019年のテーマである「LEAD - リーダーシップ（Leadership）、エンパワーメント（Empowerment）、アドバンス（Advances）、ダイバーシティー（Diversity）」の下、歯科衛生の最新のトレンドと科学的発見が紹介されました。W&H社は、NIWOPのコンセプトに特に重点を置き、興味を持ったビジターに前処置、インプラント、アフターケアに関するエビデンスに基づくワークフローについて説明しました。

8月中旬、オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベンで歯科衛生に関する第21回国際シンポジウム（ISDH）が開催されました。ISDHのイベントは3年に1回開催されており、EuroPerioとともに、歯科衛生に関する最も重要な会議となっています。国際歯科衛生士連盟とオーストラリア歯科衛生士協会により開催された今年のイベントのモットーは、「LEAD - リーダーシップ、エンパワーメント、アドバンス、ダイバーシティー」でした。

タイのバンコクで開催された第17回 IAP 2019（隔年開催）に参加した各国の専門家2019年6月6～8日、国際歯周病学会は歯周病研究と臨床療法に関する最新のトピックを学ぶフォーラムを開催しました。エビデンスに基づく系統的なワークフローであるNIWOP - 歯周病学なしにインプラント学は成り立たない - に関する洞察の下、W&H社は、インプラント周囲炎の予防というテーマに医学的な焦点をあてました。

欧州歯周病連盟（EFP）が発表したコンセンサスレポートによると、自宅での毎日の口腔衛生管理に加え、専門家による機械的なプラーク除去（PMPR）も歯肉炎とそれに続く歯周炎／インプラント周囲炎の予防にとって最も重要な予防策となります。

経歯槽上顎洞底挙上術により、ラテラルアプローチよりも術後の不快な症状が減少します。この症例報告では、ピエゾ手術と、インプラント床形成とシュナイダー膜の挙上のために新たに導入したインスツルメントセットのメリットについて報告されています。

インプラント安定指数（ISQ）の測定技術を開発したOsstell社は、オリジナルのSmartPegsを用いたOsstell社独自のISQ技術のエビデンスを示す科学研究や出版物が2019年3月時点で1000を超えたと発表しています。

W&H社は、予防治療と歯周病治療のためのProxeo Auraエアポリッシングソリューションを幅広く揃えています。このシステムは、インプラント周囲炎の治療を含む歯肉縁上と歯肉縁下のすべての用途に使用することができ、たった一つの装置でコントロールされた効率的かつ綿密な動作が可能です。

W&H社は、予防治療や歯周病治療に際して、より快適に自由に動くことができるコードレスのポリッシングシステムによりポートフォリオを拡大してきました。Proxeo Twistポリッシングシステムにより、ワイヤレスフットコントローラーを使うことで、歯科医や歯科衛生士がまったく制限のない状態でコードレスのポリッシングハンドピースを使用することができます。

3種類の新しいW&H Proxeo Ultraピエゾスケーラーにより、歯肉縁上と歯肉縁下の沈着物をやさしく除去します。迅速なチップ交換は本製品独自のものです。Proxeoの超音波技術により、ペースメーカーを装着した患者さんも安全に治療することができるようになりました。

二つで一つになるもの：陰には陽が必要なように、インプラント学には歯周病学が必要です。「歯周病学なしにインプラント学は成り立たない」略してNIWOPにより、W&H社はインプラント周囲の組織を健全かつ健康な状態に保つためのエビデンスに基づく系統的なワークフローを提供します。

EuroPerio9において、W&H社は、「歯周病学なしにインプラント学は成り立たない（NIWOP）」という治療のワークフローを発表しました。W&H社はこのワークフローにおいて、インプラント術の前に歯周の状態が良好であることの重要性を強調しています。このインタビューでは、W&H社の予防と歯周病のプロダクトマネージャーであるBernhard Ederが、なぜW&H社が歯周病学における基準を定めようとしているのか、ユーザーが得られるメリットは何かを考察しています。

バイオフィルムは、歯とインプラント周囲の炎症性の骨喪失の最も大きな原因です。このような問題を抱える患者さんの場合、診断、バイオフィルム管理、必要であれば治療が有用となります。W&H社の「歯周病学なしにインプラント学は成り立たない」と題したワークフローにより、予防を通じてインプラント術の前に組織の状態を安定させ、アフターケアにより長期的にインプラントが良好な状態を保てるようにします。これは、患者にとっても治療チームにとっても有益です。

インプラント周囲の感染はどのように予防できますか？また必要な場合、どのように治療したらいいですか？新たに提案した分類だけでなく、この問題も6月にアムステルダムで開かれたEuroPerioの重要なトピックでした。オーストリアの歯科治療機器会社W&Hが開催したシンポジウムでは、Karl-Ludwig Ackermann医師（フィルダーシュタット、ドイツ）が、NIWOP （歯周病学なしにインプラント学は成り立たない）ワークフローに基づく臨床コンセプトを発表しました。

6月20日～23日、アムステルダムで開催されたEuroPerio9には10,000名以上が参加し、現時点で世界最大級の会議となりました。歯周炎とインプラント周囲炎の原因や良好な管理に対して非常に大きな関心が向けられました。2つの新しい分類法がこの原因に対する答えとなりました。科学に基づく実践志向のプレゼンテーションにおいて、このような炎症性疾患をどのように予防するか、必要な場合、どのように治療するかが明らかにされました。

インプラント床の形成を効率よく行わなければならないのと同時に、できるだけ感覚を得ることが非常に重要です。W&H社のPiezomed用の9つの新しいImplant/Crestalインスツルメントは、微細な上顎洞とインターナルサイナスリフトに特化しています。標準的な回転器具と比較して、触覚フィードバックが優れており、侵襲性も低く、オッセオインテグレーションを達成しやすくなっています。

侵襲性をできる限り抑えた治療を行う時代において、歯科医師や口腔・顎顔面外科医が骨組織の形成にピエゾ電子機器を採用することが増えています。この機器のおかげで、特に超音波外科技術を用いて硬組織を傷つけることなく形成することが可能となり、空洞形成作用により、ほぼ出血のない術野が得られます。

今日の歯科治療において、専門家による機械を使用したプラークとバイオフィルムの除去は、プロフィーのワークフローにおける重要な部分を占めています。新しいProxeo TWIST LatchShortポリッシングシステムにおいて、W&H社は標準的なラッチシステムよりも作業高さが4 mm短いシステムを実現しています。

ISQ（インプラント安定性指数）診断技術の開発会社Osstell社は、インプラント診断器具の向上において更なる飛躍を遂げています：Osstell Beacon^TMは、インプラント治療をより予測しやすい結果へと導くために設計された革新的で極めて直感的に使用できるツールです。Osstell Beacon^TMには、900以上の科学的研究により裏付けられたエビデンスに基づく独自のRFA技術が用いられており、数秒でインプラント荷重時期がわかります。

EuroPerioは、歯周病とインプラント学の専門分野に特化した世界最大の科学会議です。3年に1回開催されるこのEuroperio9は、直近では2018年6月20～23日にアムステルダムで開催されており、10,000名以上の専門家が参加しました。「歯周病学なしにインプラント学は成り立たない」略してNIWOPにより、W&H社はインプラント周囲の組織を健全かつ健康な状態に保つためのエビデンスに基づく系統的なワークフローを提供します。会議の一貫として紹介されたNIWOPワークフローは、W&H社のブースだけでなく、Karl-Ludwig Ackermann医師のレクチャーのトピックともなりました。

口腔外科医であるKarl-Ludwig Ackermann医師は、フィルダーシュタット（ドイツ）で開業しており、2つの大学でインプラント学と審美歯科学を教えています。彼はこの38年間で何千ものインプラントを挿入してきました。Ackermann医師は、2016年の秋からW&H社の新たな拡張インプラント用モーターであるImplantmedを用いて業務を行っています。

ドイツ口腔インプラント学会（DGOI）の会長であるFred Bergmann医師は、W&H社のImplantmedサージカルユニットによるインプラント術がこれまでよりも簡単で信頼性が高い理由を説明し、その後、Osstellモジュールがオッセオインテグレーションを測定する唯一の選択肢であると述べ、複数のサージカルユニットに対するコードレスコントロールが大きな成功に至った理由を説明しました。

歯がない患者さんでは、インプラント支持補綴装置により、咀嚼ひいては生活の質が改善します。ある患者さんは、洞の吸収と気胞化により、上顎骨後部の高さがごく僅かしかありませんでした。ピエゾ電子機器と新しい専用器具セットを用いてインプラント部を形成しました。

インプラント安定性とオッセオインテグレーションの適正な測定は、常に治療成功の基本的な基準となっています。合理化された治療プロセスに対する患者さんの明確な要望とリスク因子のある患者数の増加により、進歩的かつ大胆なプロトコルが必要とされるようになり、トルクテストや打診テストなどの従来の方法では限界に達しつつあります。

Maria Semmlerは、1日で最大8人の患者の予防治療を行っており、W&H社のピエゾスケーラーの機能と特性を高く評価しています。Tigon+は、高度な機能を有し、ユーザーフレンドリーであることが特徴です。また、W&H社の広範なチップシリーズにより、残りの歯質を保存しながら治療することが可能です。最近のインタビューで彼女はW&H社の機器を使った経験について話してくれました。

W&H社の歯周用の広範なチップシリーズでは、最新の歯周治療に最適なインスツルメントのセットを用意しています。このチップシリーズにより、浅い歯周ポケットから極めて深い歯周ポケットまでアクセスが向上しただけでなく、迅速なサポートを提供すると同時に、角のある歯根も傷つけることなくクリーニングすることができます。